Visual Studio 2003+Windows XP SP2でWebページのビルドコメントが閲覧できない
この文書はVisual Studio 2003(.NET1.1) + Windows XP SP2時点をベースに記述されています。
[ツール]→Webページのビルドコメントで、作成できます。
ただし、このプロセスで作成されるHTMLはローカルに作成されるためWindows XP SP2では制限付きサイトとなってしまいます。(見ることができない)
出力を実行します。
このように制限付きサイトになってしまいます。
これはネットワーク経由にしても同じです。
これらはHTMLの中に<!-- saved from url=(0007)http:// -->という文字列があり、ローカルマシンが制限付きサイトと同じ扱いになっており、危険なコードが動かないようになっているからである。
参考KB
Internet Explorer のマイ コンピュータ ゾーンのセキュリティ設定を強化する方法http://support.microsoft.com/kb/833633/ja
もしもできるのであれば、IISなどのHTTPサーバ経由で参照してほしい。
そうすると正常にイントラネットゾーンで稼動する。
次にできるのであれば、<!-- saved from url=(0007)http:// -->をGREP置換するなりして削除して閲覧してほしい。
そうすると、
このようにアクティブコンテンツを起動するか確認を求めてくるので許可することにより動かすことができるようになる。
これも無理だという場合には以下の方法があるが、せっかくのセキュリティ設定を無効にするような設定なのでよく考えて設定してほしい。
IEの[ツール]→[インターネットオプション]を選択する。
[セキュリティタブ]→[信頼済みサイト]→[サイト]を選択
信頼済みサイトにfile://pcnameと設定する。(pcnameは実際のあなたのパソコン名)
c:\ となっていたところを \\pcname\c$\ と書き換える。
これで無事信頼済みサイトになり、閲覧することができる。
ただしくれぐれも注意して設定してほしい。せっかくWindows XP SP2で作った壁に穴を開けるものだから。