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Visual Studio 2005 単体Test機能を試してみる。

2005/10/10

この文書はVisual Studio 2005 RC(.NET2.0)をベースに記述されています。

Visual Studio 2005には念願のUnit Test機能が盛り込まれます。

組み込まれるエディションはTeam Edition for Developer, Team Edition for TestersそしてTeam Suiteです。

詳細は以下のページをご覧ください。

http://www.microsoft.com/japan/msdn/howtobuy/vs2005/editions/team/compare/

まずはテスト対象となるDLLを作成してみます。

using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Text;

namespace ClassLibrary1
{
  public class Class1
  {
    public int 引き算(int x, int y)
    {
      return x - y;
    }
  }
}

ファイル→追加→新しいプロジェクト

Testプロジェクトを追加します。

テストプロジェクトの上で右クリック→追加→新しい項目

Unit Test Wizardを選択します。

どのクラスのどのメソッドのテストを作成するか、どのプロジェクトに作成するかを指定します。

テスト用プロジェクトに出力します。

テストの雛形が自動生成されます。

///<summary>
///A test for 引き算 (int, int)
///</summary>
[TestMethod()]
public void 引き算Test()
{
  Class1 target = new Class1();

  int x = 0; // TODO: Initialize to an appropriate value

  int y = 0; // TODO: Initialize to an appropriate value

  int expected = 0;
  int actual;

  actual = target.引き算(x, y);

  Assert.AreEqual(expected, actual, "ClassLibrary1.Class1.引き算 did not return the expected value.");
  Assert.Inconclusive("Verify the correctness of this test method.");
}

このようにテストが自動作成されます。

今回の場合には引き算にx=0とy=0を与えているので、actualには0が帰ってきますので、最終的にAssert.AreEqualで、0と0が比較されてOKになりますので、そのままテストを実行したいと思います。

Assert.Inconclusiveは、ここまでくるとテストが不明で終わってしまうので、コメントアウトしておきましょう。

ではテストを実行するためにテストリストを作成します。

Test → Create New Test List...でテストを作成します。

Test Viewに引き算Testが追加されます。

左上のアイコンが単体テストの1つを実行するアイコンになります。

今回はRun Selectionで1つ実行してみましょう。

このようにTest Resultsに結果が出ます。今回は無事Passedになりました。

Testに関連する情報は今後どんどん提供していきますね。


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